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「学習」が立項されていない辞書に出会った話 [ことのはエピソード]

 国語辞典にしろ英和辞典にしろ、辞書というものは編纂者の方針によって「調べるのに適したもの」とか「読み物として楽しいもの」などのように趣が違ってくるので、必ず店頭で実物を手にとって気に入ったものを買うことにしています。

 辞書ってそんなに頻繁に買い替えるものではないのですが、気に入ったら買うという性分から、いつの間にか2冊、3冊、という具合に増えていて、気づいたら国語辞典だけで5冊になっていました。

 どれも日常的に使っているので別に無駄な買い物だとは思っていないのですが、手狭な部屋の関係で常に手元に置いておくのは2冊です。

 そのうちの1冊は明治書院の精選国語辞典。初版は1994年10月30日で、1998年2月20日の第6版を持っています。

 高校入学と同時に買った岩波国語辞典(第三版)から数えて2冊目になるのですが、買ったその時はすでに社会人になっていたこともあって、辞書のことを話題にするような学生コミュニティーからはすでに離れていました。

 その時から温めていたネタというわけではないですけど、この精選国語辞典を見るたびに今でも必ず思い出す衝撃の出来事があります。

 なんと、この辞書には「学習」という語が立項されていなかったのです。

(☍﹏⁰)まじかぁ

明治書院精選国語辞典3.jpg

 ちょっと損した気分になりましたけど、この手の辞書には収録語数の関係で日常的に使っている言葉であっても省かれていたりするということはよくある話。

 だからご愛嬌ということで・・って、まさか「学習」の文字が見つからないとは思いもよらなかったのですが。

 でも、辞書の冒頭にある「監修の言葉」のところには何度か登場しているので、少し胸をなでおろすことができたことは覚えています。(全然納得はしていませんが)

明治書院精選国語辞典2.jpg

 そんな精選国語辞典ですが、特に文章を「書く」という場面ではとても役立つ記述が多いので重宝しています。

 意味や類語の他に、よく使われる連語や慣用句などの説明もあり、常用漢字については字義と書き順が添えられていているのが親切です。

明治書院精選国語辞典.jpg

 次によく使っているのが新潮現代国語辞典(第2版)。平成22年1月20日の第2刷となっています。

新潮現代国語辞典.jpg

 これは5冊目となる国語辞典なのですが、特に気に入っているのは例文の多くが現代文学作品から引用されている点です。

 語彙の意味を調べるという基本的な使い方は他の辞書と変わらないのですが、これは「読む」という場面でそばに置いて使いたくなる「読み物としての辞書」だと思います。

 読書が好きで好きでたまらないという人には手放せなくなりそうな趣があります。

 ついでなので「学習」を探してみたら、こちらにはちゃんと立項されていたので、ホッとしました。

新潮現代国語辞典2.jpg

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